こんにちは♪ヤクルト健康情報局です(^-^)
7月に入りましたが、既に、暑く蒸し蒸しとした日が多くなりましたね。
先月末には、日本気象協会から2020年の気温傾向と熱中症傾向が発表され、7月の気温は、広い範囲で平年より高い見込みとのことです。
これから迎える本格的な夏への対策として、今月は熱中症についてご紹介します。
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気です。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
しかし、熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。
適度な水分と塩分の補給をおこない、こまめに休憩をとりましょう。また、気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとることも大切です。
熱中症予防に効果的な栄養素とレシピをご紹介します。
①ビタミンB1
疲労回復のビタミンとも言われ、糖質をエネルギーに変えたり、疲れの原因になる物質をつくりにくくします。
【ビタミンB1を多く含む食品】
豚肉、うなぎ、玄米
②ビタミンB2
糖質・タンパク質・脂質をエネルギーに変換するために必要なビタミンです。
【ビタミンB2を多く含む食品】
レバー、うなぎ、納豆、牛乳、卵
③ビタミンC
疲労回復に役立つ栄養素です。また、抗酸化作用もあるため、紫外線による活性酸素の発生を抑制します。
【ビタミンCを多く含む食品】
ブロッコリー、ゴーヤ、赤・黄パプリカ、レモン、グレープフルーツ、キウイ、苺、アセロラ
④クエン酸
疲労物質と呼ばれる乳酸を分解する働きがあります。また、カルシウムやマグネシウムなどの吸収しにくいミネラルと結びついて吸収しやすくする働き(=キレート作用)もあります。
【クエン酸を多く含む食品】
柑橘類、レモン、梅干し、お酢
⑤夏野菜
水分やカリウムを豊富に含むものが多く、身体にこもった熱を身体の中からクールダウンしてくれます。
【夏野菜】
キュウリ、トマト、ピーマン、赤・黄パプリカ、ナス、ゴーヤ、かぼちゃ、とうもろこし
熱中症予防におすすめレシピ!
◯キムチチゲうどん
腸内環境を整える発酵食品のキムチと、ビタミンB1の豊富な豚肉、ビタミンB2を含む卵を加えて、冷たい物を食べがちな夏にこそ、熱いキムチチゲを食べて元気づけましょう。風味付けに、アリシンを含むニンニクを加えると、ビタミンB1の吸収率がアップ!
◯ねばねば丼
料理中にも熱中症予防!ということで、火を使わず簡単にできるレシピです。
免疫力アップに働くネバネバ成分のムチンを含む納豆とオクラ、タンパク質の代謝を促進するビタミンB6を含むマグロ(タンパク質)を加え、ご飯はビタミンB1を含む玄米ご飯にすると、さらに効果的!
最後に、おすすめレシピにも登場しましたが、腸内環境を整えて、免疫力を高めておくことも大切です。
免疫力の低下は体力の低下に繋がり、熱中症にもなりやすくなってしまいます。
腸内環境を整える「乳酸菌」や「ビフィズス菌」を毎日摂って、暑い夏を元気に乗り切りましょう!
以上、ヤクルト☆健康情報局でした♪
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